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アプローチ

KKRの投資アプローチ

公式とは言い難いものの、KKRのプライベート・エクイティ投資にはある共通した基本的特徴があります。KKRでは、自己資金と投資家から拠出された資本に借入れを組合わせて友好的に投資を行います。投資実行後は、事業を再生・成長に導くために、長期にわたり経営陣と協業し、競争力、生産性および収益性の向上を目指します。従業員、顧客、サプライヤー、そして地域社会を含むあらゆるステークホルダーにベネフィットをもたらすために、事業の合理化を進め、将来の成長への投資を行い、売上や利益を拡大させます。

KKRは投資期間(平均的な投資期間は5年以上)を通じて相当規模のリソースを投入し、投資先企業の経営陣と密接に連携・協力しながら投資先企業の業務に深く関与します。事業家の目線で投資に取り組むため、KKRが投資の対象とするのは、強固な事業基盤を持ち、魅力的な成長見通しがあり、市場において確固たる地位を確立し、高いリターンを創出できる品質の高い企業です。

KKRにおけるプライベート・エクイティ投資の一般的な特徴として以下が挙げられます。

  • 全ての投資案件にKKRの投資プロフェッショナルが自己資金を投資します。今日まで投資プロフェッショナル、シニア・アドバイザーおよびその他のエグゼクティブは、KKRのプライベート・エクイティ・ファンドにおよそ15億ドルの資金を投じています。
  • 投資先企業の経営幹部の大半は通常、相当規模の個人資産を当該企業に投資します。KKRは、優れた経営者は実際に自らがオーナーとなることで、真にオーナーと同じ目線で職務にあたるものであると考えています。
  • KKRは投資先企業の経営陣と協力して事業戦略遂行に最適な資本構成を決定します。バランスの取れた資本構成が、レバレッジ固有のリスクを最小化し、景気下降局面を乗り切り、将来の成長へ向けた継続的な投資を可能とします。
  • KKRの投資プロフェッショナルは通常、投資先企業の取締役会に参画します。行動力ある取締役として戦略面の助言を提供し、財務面、事業面、その他の面からリソースを提供します。
  • KKRおよび投資先企業は金融市場の短期的な視点に惑わされることはありません。KKRは忍耐強い投資家であり、長期的な事業成長と業務改善に注力します。
  • KKRのプライベート・エクイティ投資の主な受益者は年金基金や財団で、これらの投資家がKKRのファンドの過半を出資しています。900万人近くの加入者を有する20を超える州・地域の公的年金がKKRの近年のファンドの半分以上を出資しています。

ファーストデータ・コーポレーション

  • 大手電子決済ソリューション・プロバイダーで、小売店、金融機関、カード発行会社などを対象に、38か国で事業を展開し、カード発行会社1,900社、小売店500万以上にサービスを提供しています。
  • 投資実行年(非公開化): 2007年
  • www.firstdata.com

毎年、KKRの投資チームは数百件に及ぶ潜在的な投資案件を検討します。KKRが実際に投資するのはそのうちのわずか数社のみです。
「デュー・デリジェンスを通して、KKRは対象企業の顧客、サプライヤーおよび各業界の専門家と継続的に議論しています。こうしたアプローチは、長期的な価値創造は金融エンジニアリングではなく、深い業界知識や実務についての理解によってもたらされるという考えを反映したものです。」

KKR



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